【2026年版】福井県の注文住宅おすすめ住宅会社5選|特徴・坪単価を比較

福井県の街並みと風景
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福井県は北陸の豪雪地帯で、全県が豪雪地帯に指定されています。ただし省エネ基準の地域区分では、福井市・敦賀市・小浜市・鯖江市・越前市などが「6地域」、大野市・勝山市・あわら市・坂井市・永平寺町などが「5地域」、池田町が「4地域」に区分されます(国土交通省 地域区分表)。嶺南の沿岸(敦賀・小浜)と県都・福井市がむしろ6地域で北陸としては穏やかな区分、内陸山間部(大野・勝山・池田・南越前〈今庄〉)が5〜4地域と寒いという差があります。それでも重い湿雪と多湿の北陸であり、断熱等級6(UA値0.46)が実質的な競争ラインで、上位の地場ビルダーはUA0.26級(断熱等級7)を掲げています。そのため断熱・気密(UA値・C値・断熱等級・全棟気密測定)と耐震の両立が家づくりの最大の競争軸です。

気候とエリアは嶺北(れいほく)と嶺南(れいなん)で大きく分かれます。嶺北は福井市・坂井市・あわら市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市・永平寺町・池田町・南越前町など県中央〜北部(福井平野中心)、嶺南は敦賀市・小浜市・美浜町・高浜町・おおい町・若狭町など若狭湾沿岸の県南西部を指します(気象庁 福井県の一次細分区域)。福井平野(福井・坂井・越前)は冬に重く湿った雪と雷を伴い多湿で、内陸の大野・勝山・今庄は特別豪雪地帯級の積雪、嶺南(敦賀・小浜)は若狭湾の冬型で降雪はあるものの沿岸部は嶺北より穏やかです。重い湿雪・多湿に効く高断熱高気密と、耐雪・融雪・調湿の両立が、福井の家づくりの二大テーマになります。加えて福井は木造志向が非常に強い県で、木の家・県産スギ材を得意とする地場工務店が主役です。

この記事では、福井の家づくりで頼れる5タイプを、坪単価・本体価格の目安とあわせて比較します。

この記事に出てくる専門用語
  • UA値:室内の熱が外へ逃げやすいかを示す数値。小さいほど逃げにくい
  • C値:家の隙間の少なさを示す数値。小さいほど隙間が少ない
  • HEAT20 G1・G2:民間団体が定めた断熱性能の水準。国の省エネ基準より高い目標
  • ZEH:光熱費を抑えやすい省エネ住宅の基準
  • 耐震等級3:建築基準法の1.5倍の強さ(くわしくは耐震等級の見方)
  • 制震:揺れそのものを吸収して建物の損傷を抑える仕組み
  • 許容応力度計算:地震や風に耐えられるかを部材ごとに詳しく計算する方法
  • 坪単価:1坪あたりの建築費(1坪は約3.3㎡)
  • 付帯工事費:地盤改良や給排水など、建物本体以外の工事費
  • 外構:駐車場・門・塀・庭など建物の外側
  • 延床面積:各階の床面積を合計した広さ
  • 気密測定:家の隙間の少なさ(C値)を実際に測ること

福井県のおすすめ住宅会社5社 比較表

会社名坪単価の目安本体価格の目安特徴
一条工務店70〜100万円(住宅情報媒体の掲載値をもとにした目安・全国基準)約2,310万〜3,300万円(延床33坪)全国系・外内ダブル断熱・断熱等級7標準(例外あり)・全館床暖房標準・耐震等級3
ノークホームズ要問い合わせ要問い合わせ福井市・断熱等級7/UA0.26以下/C0.1・耐震等級3標準×全棟構造計算×制震壁倍率5.0倍
永和住宅坪80万円〜(公式・一番人気のシリーズ)約2,640万円〜(延床33坪)福井市・1955年製材所創業・自社製材一貫・県産スギ無垢材・初期20年〜シロアリ最長60年保証×24時間365日
永森建設要問い合わせ要問い合わせ福井市・一級建築士事務所併設22名・複数の住宅ブランド・制振・50年無料点検
末政建設要問い合わせ要問い合わせ坂井市・チャコの家・全棟気密測定でC値0.3以下を確認公表・ウレタン断熱パネル・1945年創業の老舗

福井県の住宅会社5社の坪単価目安の比較図。永和住宅は公式に坪80万円から(一番人気のシリーズ)、一条工務店は70〜100万円(住宅情報媒体の掲載値をもとにした目安・全国基準)、ノークホームズ・永森建設・末政建設は坪単価非公表で要問い合わせ

※坪単価は、永和住宅は公式の坪単価(よくある質問・2026年10月6日確認)、一条工務店は住宅情報媒体の掲載値をもとにした目安(2026年7月時点・全国基準)で、ノークホームズ・永森建設・末政建設は公式に坪単価がありません(ノークホームズは提案型カスタム住宅VOLQの本体価格を公表していますが、画像の文字と説明文で金額が食い違うため載せていません)。福井平野では湿雪・多湿対策や融雪・耐雪屋根・除雪動線など北陸特有のコスト、内陸(大野・勝山・今庄)では特別豪雪級の耐雪・融雪コストも加味してください。本体価格は「坪単価×延床33坪」の建物だけの価格で、土地・付帯工事費・諸費用・外構は含みません。正確な金額は各社の見積もりで確かめてください。

1. 一条工務店|外内ダブル断熱・全館床暖房、重い湿雪の福井平野の冬に強い全国大手

項目内容
本社東京都江東区(静岡県浜松市にも本社)=県外・全国系。福井には福井市の3展示場(福井家の森・福井家の森第2・福井ハウジングパーク東)に加え、敦賀・小浜の計5展示場で嶺北・嶺南をカバー
対応エリア全国(福井でも福井市・敦賀・小浜に5展示場・大手枠の筆頭)
坪単価の目安70〜100万円(住宅情報媒体の掲載値をもとにした目安・全国基準・要見積り)
本体価格の目安約2,310万〜3,300万円(延床33坪)
公式サイトichijo.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

一条工務店は東京に本社を置く全国系の総合ハウスメーカーで、福井でも福井市の3展示場に加え、敦賀市・小浜市にも展示場を構える大手枠の筆頭です。嶺北(福井市)だけでなく嶺南(敦賀・小浜)まで計5展示場でカバーしているのが特徴です(福井県の展示場一覧)。

最大の強みは寒冷地に効く断熱・暖房性能です。「外内ダブル断熱構法」を掲げ、主力の「i-smart」は断熱等級7が標準(建築地やプラン・仕様によっては満たせない場合があります)で、全館床暖房も標準です。気密は、公式のページに「すべての家で気密測定を実施。」とあり、C値は同社の施工現場での建築中間時の平均実測値で0.59㎠/㎡と書かれています(公式 i-smart・公式 快適性・公式 気密・2026年10月16日確認)。耐震等級3にも対応します。重い湿雪と多湿、内陸の寒さで寒暖差が大きい福井では、家中を一定の温度に保つ全館床暖房の快適さが分かりやすいメリットになります。坪単価は70〜100万円(住宅情報媒体の掲載値をもとにした目安・全国基準)です。

注意点:本社は県外(東京・浜松)の全国大手で、福井は対応エリアです。坪単価は全国基準で、仕様・グレードにより実額は変わります。福井県内での施工棟数などの数値は公式でご確認ください。

こんな人におすすめ:福井で、全館床暖房と超高断熱を大手の品質・保証で建てたい人。嶺南(敦賀・小浜)で大手の展示場を見て選びたい人。

2. ノークホームズ|断熱等級7・UA0.26以下、福井市の超高性能地場

項目内容
本社福井県福井市御幸=県内地場(嶺北・福井市。福井市若杉には相談拠点「若杉スタジオ」)。施工エリアは福井県・石川県
対応エリア福井県・石川県
坪単価の目安要問い合わせ(公式非公表)
本体価格の目安要問い合わせ
公式サイトnorq.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

ノークホームズは福井市に本社を置く地場ビルダーで、福井県・石川県を施工エリアに展開しています(公式サイト)。

最大の特色は、5社のなかでも突出した断熱・気密と耐震の公表姿勢です。断熱では標準で断熱性能等級7・UA値0.26以下・HEAT20 G3(断熱等級7が標準の家は2024年5月以降のお申し込みが対象)で、C値(公式)は「測定可能限界の0.1」です。外張りと充填のダブル断熱+塗り壁、高断熱トリプルガラスサッシ、第一種熱交換換気、可変透湿気密シートを標準採用し、豪雪・多湿の福井平野に効く超高断熱高気密を数値で示しています(断熱・気密性)。耐震では耐震等級3を標準とし、1棟ごとに必ず構造計算を実施、制震ダンパー(壁倍率5.0倍)を全棟標準採用すると明記し、能登半島沖地震を含む複数の地震波での加振実験(震度7×4回でも損傷・変形なし)を公式に掲示しています(地震に強い家/こだわりの仕様・設備)。断熱・気密・耐震のいずれも数値で公表する、福井屈指の超高性能地場です。

注意点:保証(公式)は初期保証30年で、以降も10年ごとに延長できます(保証・アフターサポートのページ)。定期点検の時期と累計の施工棟数は、当サイトが開いた公式のページには書かれていませんでした(設立は2013年)。坪単価も公式にはなく、提案型カスタム住宅VOLQの本体価格だけが出ています。保証内容・実績・価格の詳細は必ず見積もり・問い合わせで確認してください。

こんな人におすすめ:福井市・嶺北で、断熱等級7・UA0.26以下・C0.1という数値公表と、耐震等級3標準・全棟構造計算・制震(壁倍率5.0倍)・加振実験という耐震性能を最優先したい人。

3. 永和住宅|自社製材一貫の県産スギ無垢、1955年創業の福井市地場

項目内容
本社福井県福井市問屋町=県内地場(嶺北・福井市。1955年天谷製材所として創業、会社設立1983年2月、資本金3,000万円〈永和グループ全体1億円〉、従業員130名〈グループ合計〉、代表取締役社長 天谷大門)。永平寺の製材所発祥で原木製材〜加工組立まで一貫
対応エリア福井県中心
坪単価の目安坪80万円〜(公式のよくある質問・一番人気のシリーズ。シリーズ名・税・含む範囲の記載なし)
本体価格の目安約2,640万円〜(延床33坪)
公式サイトeiwahome.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

永和住宅は福井市に本社を置く1955年に天谷製材所として創業した老舗地場で、福井県を中心に展開しています(会社概要)。

最大の特色は、自社製材の一貫体制と、5社のなかで最も手厚い保証です。素材面では原木の製材工場・プレカット工場・加工組立をグループで保有する一貫体制を持ち、自社工場で製材した県産スギ材・無垢材を使った木の家が持ち味です。保証では建物初期保証20年間(構造・防水)、地盤保証20年(最大5,000万円)、シロアリ保証は標準で最大60年・1,000万円、定期点検は3ヶ月・1年・5年・10年(計4回、以降も依頼対応)、24時間365日の電話受付サービス、仕上げ材の保証を5年に延長する「安心保証+」を公式公表しています(保証・アフターサポート)。「福井の気候に合う高気密・高断熱の家」を掲げ、紹介率42%・満足度90%(同社発表・公式サイト掲載)を掲示するなど、地元での信頼の厚さもうかがえます。自然素材の木の家を、初期20年からシロアリ最長60年・24時間365日の長期サポートで守る老舗枠です。

注意点:断熱は、公式が「ZEH基準を上回る断熱等級6の断熱性能を標準仕様としています。」と書いています(品質のページ・要望で断熱等級7も可能)。C値は、キノコトが「C値0.3以下」を標準仕様としていますが、これは上限の値で、実測の平均値は見つかりませんでした。耐震は、公式が「耐震等級3を全棟標準とし」「許容応力度計算を全棟実施しています。」と書き、筋かい型ダンパーも標準採用しています(品質のページ)。なお媒体で「県内着工棟数13年連続No.1」などの表記が見られますが、集計主体・期間・具体棟数の明示を公式で確認できなかったため、本記事では順位・No.1表記は使用していません。坪単価は、公式のよくある質問で一番人気のシリーズが坪80万円からとしています(ほかに手頃なシリーズと上位シリーズもあり)。棟数・価格・商品ごとの性能の詳細は必ず見積もりで確認してください。

こんな人におすすめ:福井市・嶺北で、自社製材一貫・県産スギ・無垢材の木の家と、初期20年〜シロアリ最長60年保証・24時間365日サポートという長期の安心を重視したい人。

4. 永森建設|一級建築士事務所併設・50年無料点検、福井市の設計提案地場

項目内容
本社福井県福井市上北野(本店は福井市高柳)=県内地場(嶺北・福井市。設立1993年5月〈エーシングループの会社。グループの株式会社エーシンは1990年12月創立〉、資本金6,000万円〈グループ合計〉、従業員134名、代表取締役社長 永森幹朗、一級建築士事務所〈福井県知事登録〉・一級建築士22名在籍)
対応エリア福井県全域・石川県一部
坪単価の目安要問い合わせ(公式非公表)
本体価格の目安要問い合わせ
公式サイトeshin-group.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

永森建設は福井市上北野に本社を置く1993年設立の地場ビルダーで(本店は同じ福井市の高柳)、福井県全域と石川県の一部で展開しています(会社概要)。

最大の特色は、設計力とデザイン提案です。一級建築士事務所を併設し、一級建築士22名が在籍、Nest・Rasiku・平屋のHirayaなどの住宅ブランドを展開し、時代に流されない普遍的なデザインを掲げています(公式サイト)。性能面では「福井の高湿度に合わせた透湿性の高い、冬暖かく夏涼しい快適な性能」を掲げ、耐震では「耐震だけでなく制振まで加味した高性能住宅」を公式に明記しています。アフター(公式)は「50年間の無料定期点検」で、長く住まいを見守る姿勢を示しています。設計事務所併設ならではの提案力と、複数ブランドによる幅広い対応が持ち味の設計提案地場です。

注意点:定期点検(公式の家づくりの流れのページ):「3ヶ月、1年、2年、5年、10年だけではなく50年まで無料の定期点検を行います」。性能は、公式の性能のページの画像の説明にUA値0.6W/㎡・K、C値0.7㎠/㎡とあり、「国が定める耐震性能の最高ランク3を標準仕様としております。」「制振ダンパーを標準搭載しており」と書いています。ただし耐震等級の証明には設計性能評価などの申請が必要で、申請費用は別と注記しています。断熱材は「アイシネンフォーム」と製品名を出しています。断熱等級・構造計算・全棟気密測定の記載と、構造・防水の初期保証の年数は、当サイトが開いた公式のページでは見つかりませんでした。累計棟数と坪単価も公式にないため、性能値・保証・価格の詳細は必ず見積もりで確認してください。

こんな人におすすめ:福井市・嶺北で、一級建築士事務所併設・22名在籍・複数ブランドという設計力とデザイン提案、制振ダンパー標準搭載と50年の点検対応を重視したい人。

5. 末政建設|全棟C値0.3以下を公表する「チャコの家」、坂井市の老舗地場

項目内容
本社福井県坂井市=県内地場(嶺北・坂井市=5地域。1945年創業の老舗、一級建築士事務所)。ブランド「チャコの家」
対応エリア福井県嶺北(坂井・福井周辺)
坪単価の目安要問い合わせ(公式非公表)
本体価格の目安要問い合わせ
公式サイトsuemasa.co.jp
3 5 断熱・気密 耐震 デザイン 提案力 価格の手頃さ 保証・アフター 施工実績・規模 素材・設備
※当サイトの公開ルーブリック(5点満点のチェックリスト)にもとづく採点。 評価基準について →
評価が低い項目の確かめ方は 資料請求ガイド で解説しています。

末政建設は坂井市に本社を置く1945年創業の、木材業から続く老舗地場で、「チャコの家」ブランドで住宅を手がけています。一級建築士事務所の登録もあります(会社案内)。

最大の特色は、坂井エリアで気密の実測値を公表している点です。全棟で気密測定を実施し、C値0.3以下(次世代省エネ基準の値を大幅にクリア)を確認・公表しており、ウレタン断熱パネルによる工法・仕様を掲げています(チャコの家 構造・性能)。数値公表が乏しい福井の中小地場が多いなかで、全棟の気密測定でC値の実測値を示す姿勢は、断熱・気密を重視する人にとって分かりやすい判断材料になります。木材業を背景にした老舗としての実績も持ち味です。

注意点:チャートが全体に控えめなのは、気密(C値0.3以下・全棟気密測定)は公式公表を確認できた一方で、UA値・断熱等級・耐震等級・保証年数を公式サイトで確認できなかったためです(当サイトのチャートは各社の公表姿勢を評価軸にしているため、公表が確認できなかった項目は基礎点にとどめています)。坪単価も公式非公表のため、性能値・耐震・保証・価格の詳細は必ず見積もり・問い合わせで確認してください。

こんな人におすすめ:坂井市・嶺北で、全棟気密測定でC値0.3以下を確認・公表するという気密の実測公表と、1945年創業の老舗の家づくりを重視したい人。

タイプ別・こんな選択肢も

福井で断熱等級7を公表する広域勢なら「ウッドライフホーム」:福井店(福井市高柳)を構えますが、本社は富山県高岡の石友ホームグループの広域ブランドです。自社ドメインで商品「AFFECT」=断熱性能等級7・耐震等級3を標準と公表し、ZEHの「mamoru」なども展開しています。性能公開度は高いものの、福井の地場ではなく富山グループの広域ブランドである点をふまえて検討しましょう。本社所在地・性能の詳細は公式サイトでご確認ください。

越境の広域・ローコストなら「サブライムホーム」「ステーツ」「アルスホーム」「SAWAMURA」:サブライムホーム(SUBLIME HOME株式会社)は滋賀県草津市の会社(断熱等級7・UA0.26を掲げています)、ステーツは新潟本社の広域ローコスト、アルスホームは富山本社の北陸3県勢、SAWAMURAは滋賀本社の設計施工です。オスカーホーム(富山本社)、フィアスホーム福井店(フランチャイズ)なども福井で名前を見かけます。いずれも福井の地場ではなく県外・広域資本やFCで、地元密着とは性格が異なる点をふまえて検討しましょう。各社とも本社所在地・性能の詳細は公式サイトでご確認ください。

嶺南エリア(敦賀・小浜)で建てるなら:敦賀・小浜など嶺南の地場ビルダーは、UA値・C値・断熱等級などの性能数値を自社サイトで公開している会社が本記事の調査時点では乏しく、5社の枠には入れていません。嶺南で大手の展示場を見たい場合は、一条工務店が敦賀・小浜に展示場を構えています。嶺南は若狭湾の冬型で沿岸部は嶺北より穏やかとはいえ、いずれも6地域・豪雪地帯であり、後述の補助金もあわせて、各社の断熱・気密仕様と耐震の考え方を個別に確認することをおすすめします。

福井で失敗しない住宅会社選び 3つのポイント

モデルハウスを見学する夫婦と住宅会社の担当者

1. 地域区分と断熱・気密の性能値を確認する:福井は福井市・敦賀市・小浜市・鯖江市・越前市など=6地域、大野市・勝山市・あわら市・坂井市・永平寺町など=5地域、池田町=4地域と、建築地で地域区分が異なります。嶺南沿岸と福井市がむしろ6地域、内陸山間部が4〜5地域という点にも注意しましょう。自分の建築地の区分に対して、UA値・C値・断熱等級を公表しているか、その水準はどうかを確認してください。あわせて、全棟気密測定を実施しているか、重い湿雪への耐雪や多湿対策も重要な確認ポイントです。各社の標準仕様は会社ごとに異なるため、必ず個別に確認してください。

2. 耐震・制震の考え方を確認する:福井でも耐震等級3・許容応力度計算(構造計算)・制震ダンパーへの関心が高いポイントです。今回の5社でも、ノークホームズは耐震等級3標準・全棟構造計算・制震(壁倍率5.0倍)・加振実験と数値・実験まで公表する一方、永森建設は耐震等級3を標準仕様(等級の証明は申請費用が別)・制振ダンパーを標準搭載、永和住宅は耐震等級3を全棟標準・許容応力度計算を全棟実施・筋かい型ダンパーを標準採用と書き、末政建設は気密の公表が中心で耐震等級は未記載と、公表内容の強さや表現が大きく分かれます。「耐震等級3が全棟標準か」「構造計算を行うか」「制震装置は何か」を、条件つきで正確に確認しましょう。

3. カタログを集めてから展示場へ:資料で価格帯・工法・断熱性能・空調方式・保証を横並びにしてから会いに行くほうが、営業トークに流されず冷静に比較できます。豪雪・多湿の北陸では断熱・気密性能や耐雪仕様、そして耐震・制震の考え方もあわせて見比べましょう。展示場めぐりは候補を2〜3社に絞ってからで十分です。

気になる会社が見つかったら、公式サイトをチェック

  • 各社の紹介欄にある「公式サイト」から、カタログ請求や来場予約ができます
  • まずは気になった2〜3社にしぼって、資料を見比べるのがおすすめです

※各社の最新の商品・価格・キャンペーンは公式サイトでご確認ください

まとめ

福井県で、断熱・気密や耐震・保証の公開情報を確認できる住宅会社5社を紹介しました。

福井の家づくりは、まず「建築地の地域区分と断熱・気密の性能値」、そして「耐震・制震の考え方」、あわせて「本社が福井県内か県外・越境か」を確認するのが安心です。気になった2〜3社のカタログを取り寄せるところから始めてください。

関連記事:特集:注文住宅の資料請求のやり方|何社に頼む?営業は来る?


本記事の作成方針:5社は、福井の家づくりの代表的なタイプ(全国系の超高断熱×全館床暖房/福井市の断熱等級7の超高性能地場/福井市の製材所創業の木の家×長期保証の老舗地場/福井市の一級建築士事務所併設の設計提案地場/坂井市の気密実測を公表する老舗地場)が分かれ、断熱・気密と耐震の公開情報を確かめられる会社の中から、本社が福井県内か県外かを明記できるように選びました。実績・性能には出典(公式サイト)を付けています。一部の媒体・自社サイトで永和住宅の「県内着工棟数13年連続No.1」のような表記が見られますが、集計主体・期間・対象を確認できなかったため、本記事ではNo.1・順位・累計棟数を断定的には使用していません。一条工務店は東京本社の全国大手で「福井地場」ではありません。ノークホームズ(福井市)・永和住宅(福井市)・永森建設(福井市)・末政建設(坂井市)が福井本拠の地場です。サブライムホーム(滋賀)・ステーツ(新潟)・アルスホーム(富山)・SAWAMURA(滋賀)・ウッドライフホーム(富山・石友グループ)は福井の地場ではなく、県外・広域資本のビルダーです。各社の坪単価は、永和住宅は公式のよくある質問の坪単価、一条工務店は住宅情報媒体の掲載値をもとにした全国基準の目安で、ノークホームズ・永森建設・末政建設は公式に坪単価がないため載せていません(商品・時期・仕様により変動します)。UA値・C値・断熱等級・保証年数・耐震等級は商品・グレード・条件で異なり、公式サイトでの公表が確認できなかった項目は、その事実を中立に記載しています(当サイトのチャートは各社の公表姿勢も含めて評価する目安であり、各社の優劣を保証するものではありません)。住宅の補助金は年度・予算・受付状況で変わるため、最新は各自治体・国の公式サイトで必ずご確認ください。福井県には、県独自基準を満たす新築に補助する「ふくいエコはぴねす住宅推進事業補助金」(新築10万円、子育て・若者夫婦・UIターン世帯は20万円)や、品質表示された県産材の柱30本以上使用などを要件とする「県産材を活用したふくいの住まい支援事業」(県産材1m³あたり2万5千円・上限50万円、事業者申請)などがあり、市町ごとの支援制度もあわせて確認するのがおすすめです。8項目チャートは、各社の公開情報をもとに当サイトが評価した目安で、各社の優劣を保証するものではありません。

主な出典:国土交通省 地域区分表/気象庁 福井県 一次細分区域(嶺北・嶺南)/福井県 ふくいエコはぴねす住宅推進事業補助金/福井県 県産材を活用したふくいの住まい支援事業/福井県 住まいづくりの支援制度について/住宅省エネ2026キャンペーン/各社公式サイト